
今回登場するのは歴代のシンデレラガールたち。
第1回から第10回までのシンデレラガール総選挙で、歴代1位を獲得したアイドルたちが主催する舞踏会。
テーマパークとコラボし、新しい一年の幕開けを祝って、アトラクションやイベントを用意していました。
歴代1位のシンデレラガールを紹介しておくと…
- 第1回 十時愛梨
- 第2回 神崎蘭子
- 第3回 渋谷凛
- 第4回 塩見周子
- 第5回 島村卯月
- 第6回 高垣楓
- 第7回 安部菜々
- 第8回 本田未央
- 第9回 北条加蓮
- 第10回 鷺沢文香
今回は副担当の神崎蘭子を中心に、その物語を見ていきます。
そしてアイドルマスター シンデレラガールズ 10周年を記念して、歴代1位の10名だけが着用できる衣装、プリンセス・オブ・テンについても紹介しています。
オープニング
事務所にみんな集まったところで、プロデューサーから今回のお仕事の説明が入ります。
新年最初のお仕事として、テーマパークとコラボすることになりました。
オープニングとフィナーレにLIVEを予定していて、コラボのコンセプトの案出しを手伝ってほしいと言われます。
みんながやりたいことを叶えるためなら、ある程度の要望は形にしてくれるとのこと。
そして今回のメンバーは事務所の節目の年ということもあり、ファンのみんなによって決められたものだと伝えられます。
そんな事情もあり、なるべく選ばれたみんなの要望を叶えようと、コラボ先のテーマパークとは話がまとまっていました。

まずは全体のコンセプトから考え始めます。
テーマパークの人から渡された資料を見て、蘭子は雰囲気や建物が外国の街のようだと話します。


文香は「シンデレラ」はどうかと提案します。
シンデレラは魔法使いに見いだされ、「選ばれる」ことで始まる物語。
今の自分たちに合っているのではないかと言います。
愛梨はシンデレラなら舞踏会も有名なので、そのあたりを結びつけたらいい感じにまとまりそうだと話します。
シンデレラに舞踏会、どちらも華やかでその案に賛成します。その案は無事に通った様子でした。
1話

テーマパークの入り口にて、招待状を確認する未央たち。チケットを招待状風にするというのは、菜々の提案でした。


卯月から理由を聞かれ、菜々はバイトをしていた時のことを思い出していました。
普段とは違う世界を楽しむ場所で、心から楽しんでもらうために、最初の挨拶がとっても大事だったと話します。
それから気合を入れて、ファンのみんなをお迎えすることになりました。
一方、周子と楓はため息をついているバックダンサーの女の子を見かけました。
どうやら初仕事が今回のステージで、緊張している様子。
周子と楓で深呼吸をするように言ってみたり、お客さんを野菜ではなく、門松だと思い込んでみるように話します。
二人のおかげで気が抜けたのか、吹き出してしまいます。
それでもお客さんにとっての特別な日を、自分が壊してしまったら…と考えていた少女。

楓は今日の舞踏会はファンのみんなにはもちろん、スタッフのみんなも、あなた(少女)にとっても、そして自分たちにとっても特別な日だと思っていました。

周子は初ステージの日なんて凄く貴重だと言い、それを大きな舞台で新年にできちゃうなんて、そんな特別な日は楽しまなきゃもったいないと話します。

少女から緊張するよりも楽しいのかと聞かれると…
楓は緊張してないわけではないけれど、みんなとお会いできるのが嬉しいから、この緊張も楽しんでいると話します。
それは周子も同じ気持ちでした。
二人の話を聞いたバックダンサーの女の子は、堂々とした様子で大丈夫になっていました。
2話
加蓮、蘭子、愛梨たちはファンのみんなにぴったりの衣装を選んでいました。

蘭子に憧れていて、蘭子みたいな服が着てみたいと言った女性に対して…
「魅入られし者は、時を超え必ず惹かれ合うのが定め。ならば、そなたに至高の一着を与えましょう!」
蘭子語訳:わ~嬉しい!一緒に素敵な衣装を探しましょうね!

手伝いに来た菜々と凛。実は仮装スペースは加蓮の案でした。

それは企画の案を出している時のこと。
加蓮は舞踏会でイベントということもあり、その日だけ特別に衣装が借りられるようにしたいと思っていました。
このテーマパークには式場付きのホテルがあり、上手く行けば衣装レンタルが使えると考えていた周子。
菜々は自分で衣装を持ち込む方もいるかもしれないから、更衣室があるといいかもと話します。

小さい子が遊園地でお姫様の格好をしているのに憧れていた加蓮。
最近は大人が仮装するのも普通だということもあり、無事に案が通ったのでした。

蘭子は「今宵の舞踏会は、すべての者が主役。光も闇も、等しく輝きを増すでしょう。」と言います。
蘭子語訳:この舞踏会はみんなで楽しむものですからね♪
そこへ元気な女性と、自分は付き添いだと言う、さばさばした感じの女性がやって来ました。

蘭子は「ふむ…あなたには深淵を纏う資格があるようね。ならば、この装飾はいかが?」と言いました。
蘭子語訳:なら、こっちの大人っぽい服はどうですか?かっこよくてお似合いです!

ちょっと着てみようかなと言う女性に対して、「真なる願いとは、幾多の試練を越えて叶うもの。故に、まずは踏み出すのみ!」と話します。
蘭子語訳:こういうのは、どんどん試着するのがおすすめですよ!
凛もその女性に似合う衣装を、一緒に探してくれることになりました。
蘭子はその女性を試着室へと案内します。
元気な女性はその子を心配していて、ここに連れてきたのもドレスが似合うから着てみてほしいと思っていました。

そして二人で対面した際、お互い似合っていると言い合い、ドレスも似合うと気付いた女性は、新しい自分を見つけられたと喜んでいました。
蘭子は「幾多の試練を乗り越え…新たなる輝きがここに!」と言っていました。
蘭子語訳:おふたりとも素敵です!
その女性たちが去って行った後、ダンスホールの話になります。
実はパーク側がダンスホールまで用意してくれたようで、愛梨はこの後みんなで行こうと誘います。


手を取り合い、一緒に踊ります。
愛梨はキラキラのドレスに身を包んで、舞踏会で踊って…アイドルになる前は想像できなかったと言います。
ここにいる人みんなに、自分たちのこの素敵な気持ちと感謝が、少しでも伝わるといいなと思っていました。
3話
薔薇園で行われた凛、楓、文香によるアコースティックLIVE。
楓はみんなが楽しそうにしている様子がよく見えて、同じ目線で感じられたようで、このステージにしてよかったと話します。
そして文香は自分たちの案によって、このステージを用意してもらったことを話し始めます。



それは一ヶ月前のこと。
楓たちはこの三人で歌のステージができないかと、プロデューサーに相談していました。
場所は屋外でより観客と目線が近い空間を想定し、装飾はなるべくラフに、みんなでくつろげるようなもの。
パーク内の薔薇園を会場に使いたいという提案。
当初は資料をまとめて、プロデューサーに提出する話でしたが、無理を言って会議に参加させてもらっていました。
そしてその案は無事に通ったのでした。


文香は今回のイベントに限らず、自分たちはみんなに支えられてここに立っていると話します。
凛もこういうゆったりしたステージなら、みんなとゆっくり話せるのではないかと思い、用意してもらったことを伝えます。
それから楓たち三人による、質問コーナーが始まります。
その様子を見ていた卯月は頑張ろうと言い、移動していきます。
そこへ女の子と一緒にいる蘭子を見かけるのですが…
4話

どうやら女の子はクマのキーホルダーを落としてしまい、辺りを探しても見つからないという状況でした。
卯月は落とし物のアナウンスをお願いしてくると言いますが、女の子は大丈夫だと言います。
そんなに迷惑はかけられないし、どこにでも売っているような安いキーホルダーだと話します。
混んでいるところに付けてきた自分が悪いと言う女の子。

しかし蘭子はちょうど休憩に入ったところで、時間があると言います。
卯月も交代まで時間があるので、一緒に探してもいいかと女の子に尋ねていました。

諦めそうな女の子を励ます蘭子。
女の子から、どうしてそんなに必死に探してくれるのかと聞かれます。

その問いに対して蘭子は、今日はみんなにとっての舞踏会だから、女の子にも笑っていてほしいと話します。
実はその落としてしまったキーホルダーは、昔大事な人からもらったお守りのようなものでした。
その子と一緒なら、このイベントに参加できるかもしれないと思っていた様子。


その女の子にとっての友、理解者のようなものなら、協力は惜しまないと話す蘭子。
友の大切さは蘭子もよく知っているため、絶対に見つけましょうと言います。
そこへ蘭子のところに電話がかかってきました。相手は卯月でした。


卯月は聞き込み調査をしていて、カラスがキーホルダーを持っているのを見かけたと情報が入ります。
そして女の子と一緒に、大切な友を迎えに行ったのでした。

カラスに持っていかれ、屋根の縁に引っかかってしまったキーホルダー。
太い枝があれば届きそうだと言う卯月に、蘭子は「トネリコの枝ならここに!」と木の枝を差し出します。
蘭子語訳:奥に落ちてた枝、使えますか?
尻もちをついてしまいましたが、何とか取ることができました。


女の子は二人にお礼を言い、安心した顔でその場を離れていきました。
そろそろ移動をするというところで、何かに気付いた蘭子。
蘭子たちが居る場所は集合場所と反対のところで、戻るのに凄く急がないといけないのではないかと言います。
走って集合場所に向かう蘭子と卯月。
5話
接客をする文香、愛梨たち。
ここではコラボメニューをお客さんに提供していて、接客のほかに販売のお手伝いもしていました。
未央が考えたプレート料理を頼んでいる人が多く、安心していました。
最初はキラキラしたイメージの舞踏会に合わないと考えていた様子。

でも文香は舞踏会の華やかなイメージだけが、すべてではないと言います。
愛梨はファンのみんなは未央が思うメニューが一番うれしいと思うと話します。
それは未央も同じ気持ちでした。

未央の思っていた通り、複数人で食べていたり、未央のファン同士が相席して食べている様子も見られたとのこと。
未央はみんなでワイワイ楽しくしているのが好きで、メニューについてもみんなでワイワイ食べてほしいと思っていました。
そう思ったら、このメニューでいこうと思えたと話します。

ファン同士が相席している様子も見ていたようで、知らない人たちが繋がっていくのはワクワクすると言います。

そうしてあっという間の一日で、もうフィナーレの時間になりました。
文香は実際にイベントに携わる中で、さまざまな方が訪れ、思い思いに楽しむ姿を目にしていました。
童話に描かれる舞踏会も、このようだったのかと思っていました。
凛はたくさんの人たちがワクワクしながら集まって、いろんな出会いがあったのかもと話します。
未央は自分たちを知っている人も、知らない人もいて楽しかったと言います。

きっと昔も舞踏会の数だけ、多くの出来事があったのだろうと話す楓。
そう考えるとシンデレラのような人たちも、実はもっとたくさんいたのかもと言います。
周子は魔法使いも、本当はもっとたくさんいたのかもと考えていました。
菜々は今もどこかで、新たなシンデレラが魔法使いによって生まれているかもしれないと話します。

みんなの話を聞いていくうち、凛はこの場にまだいない卯月と蘭子を心配し始めます。

凛が言った直後に、遅くなったと言って二人が入ってきました。
いろいろあって、急いで走ってきたと話す蘭子たち。

急いで走ってと聞いた楓は、まさにシンデレラみたいだと話します。


そして揃ったところで最後のプログラムである、フィナーレのLIVEを楽しみます。
控え室でみんなワクワクしていて、輝きを届けにステージへ向かいます。
菜々は夢のような時間はこれで終わりではないと話します。
未央は新しい一年が始まって、ワクワクしているのは自分たちも一緒だと言っていました。

文香は十二時の先に広がる世界を、新たな出会いを一緒に紡いでいこうと話します。
そして最後の曲、「ココカラミライへ!」を歌うのでした。
エンディング
あれから一週間後、それぞれ別のお仕事をしていたり、過ごしたりしていました。
愛梨は新年最初のラジオで新年の抱負として、みんなの心がもっとあったかくなるようなアイドルになりたいと話していました。
菜々はテレビ出演をしていて、スタッフと今年もガンガン頑張っていくと話していました。
周子はイベントで話したバックダンサーの女の子と再会をしていました。
前よりか緊張は平気になって、期待されているなら考えるよりまずやってみようと思えるようになった様子。
すっかりたくましくなって、周子は前よりずっといい感じになったと言って、その子に背中を任せるのでした。
凛と加蓮はネットの反応を見ていて、みんなが思い思いに楽しんでくれたことを知りました。
凛も新鮮な体験だったと話します。収録に向かう加蓮に、頑張ってと声をかける凛。
加蓮は自分の歌をもっといろんな人に聴いてもらいたいと思っていました。


楓はとある記事を見つけて、蘭子に声をかけます。
街角スナップに載っていたのは、蘭子と卯月で一緒にキーホルダー探しをした女の子でした。


その女の子が着ているお洋服は、前に蘭子が一緒にお仕事をしたところのブランドでした。
もしかして調べて買ってくれたのかと、喜ぶ蘭子。

未央はそうなのかもしれないと言います。
インタビューも載っていて、そこには卯月と蘭子のファンだと書かれていました。


文香はお正月イベント以来、自分たちのファンだという人が増えたように感じていました。
もしかしたらあのイベントをきっかけに、自分たちを好きになってくれた人がいるのかもしれないと考えました。


楓が言ったことに共感し、未央はそこからまたファンが繋がっていったりしたら、もっと幸せだと言います。
ひとつの出会いがまた新たな出会いを呼び、人の輪というのはそうして広がっていくものだと文香は言います。
駅のホームにて、卯月は収録スタジオまでの時間を確認していました。
そこで男性二人が卯月の話をしていることに気付きます。

片方はお正月イベントのLIVEを見ていたようで、もうひとりの男性はその話を聞いて曲を聴いてみようと興味を持ってもらえました。

そして今日も卯月はアイドルのお仕事を始めていくのでした。
プリンセス・オブ・テン

シンデレラガール総選挙の歴代1位の10名だけが着用できる衣装、プリンセス・オブ・テン。
ヘアアクセサリーのみが違っていますが、ここでは副担当の神崎蘭子の衣装を紹介します。

白と水色を基調とした、ゴージャスなドレス。
最上位の礼装と言われているローブ・デコルテで、白のオペラグローブも着用しています。
ドレスのデザインにはアイドルたちが目指している、お城や星が取り込まれています。

内側のドレスはキラキラと輝き、右肩からは各属性によって異なる色のサッシュを身に付けています。

頭上にはティアラがのっていて、天使のような白い羽根と青のリボンが付いています。
そして耳には星型のイヤリングをしていました。

背中には大きな水色の宝石が付いています。

そして足元はシンデレラを象徴するガラスの靴。
ガラス製の薔薇も付いていて、頭から足先までとっても素敵なドレスでした。
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