スマホは便利すぎる。まるで時間を飲み込んでしまう魔法の箱のようである。
通信の性能が上がり、いつでもどこでも動画を楽しめるようになった。
Youtubeはどんどん再生されるようになり、Tiktokがショート動画の流れをつくる。
インスタでもYoutubeでもTiktokでも、時間を溶かすようにショート動画を見てしまうのは、現代人のあるあるだ。
人によっては1日3時間以上の時間を、ショート動画という魔物に奪われているようである。
ショート動画の魔力はすごい。
短い動画だから集中力がいらないし、スクロールしたらもっと面白い動画がでてくるかもと、スクロールが止まらない。
Netflixやアマプラでちょっと長めの映画とか見てても、ストーリー的にだらけたところでついついショート動画に移動してしまったり。ほんとうに集中力がなくなっている気がする。
ちょっと気を抜くと、あっという間に1時間が過ぎていることも。
そんななか、ショート動画で出会った一言「他人の人生を生きるな」が、心に残った。細かい動画の内容は忘れたけど、その一言だけが頭に残っている。
もしかして、ショート動画にへばりついているこの時間って、他人の生活費を自分の人生の時間を使って払っているようなものでは!?と思い始めたのだ。
そんなもったいない時間の使い方はあるだろうか。
もちろん、応援したい推しの動画だったり、本当に自分の人生に役立つ情報だったらいいんだけど、ショート動画の大半は次の日には忘れているようなものばかりだ。
そんな動画に出会ってからは、スマホをちょっと遠くに置いて本を読んだり、勉強は紙のノートを活用したりと、アナログだけど自分の時間を大切にできるような工夫をしてみている。
私から時間を奪っていったショート動画から学んでいるというのは、なんとも皮肉なものである。
スマホは便利だし、ショート動画はこれからも見る。だけど、ほんの少しだけ、自分の人生の時間を意識することにしよう。
人間には、何をするか選ぶ力が与えられているんだから。