25歳をすぎたあたりから、年を重ねるのがどんどん加速しているように感じる。
26、27、28と、なんだか1年で2倍くらい歳をとってるんじゃないかと思うくらい、無常に時が流れていく。
そして今年で29歳になる。なんと、20代最後の一年である。本当に信じられない。
28になった時、ずっと先のことかと思っていた「30代」がすぐそこまできたのを感じた。
本当の意味でアラサーになったのだ。
・・・いや、アラサーってなんだよ。
アラサー=アラウンドサーティであることはわかっている。わかっているが、まだギリギリ20代の俺が四捨五入してアラサーという括りに入れられるのを、甘んじて受け入れているのはおかしい。
そもそもアラサーとは、いつ、誰が言い始めたのだろうか?気になったので調べてみる。
どうやら、「ジゼル」という雑誌が2005年ごろに作った言葉といわれているらしい。思ったより古い単語なので、「もしかして、アラサーなんて言葉もう誰も使ってない?」と不安になるばかりである。死語じゃないよね?
雑誌上で女性を紹介する際に、正確な年齢を隠すために作った言葉なんだとか。
なるほど勉強になった。
今はこうしてアラサーという括りに入ることを嫌がっている俺だけど、5年後くらい(34とか)になると「アラサー」という言葉にしがみつくことになることは目に見えている。それまで残っていてくれよ。