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おとなになるとわかるおでんのおいしさ

おでんの季節です。
子どものころは好きでも嫌いでもなかったおでん。

いつしか友だちとコンビニでおでんをかって、寒い公園で一緒に食べてから無性に食べたくなるものランキング上位に食い込んでいる。

いまでも寒くなるとおでんが食べたくなる。

家で作るおでんは量の調整がむずかしい。
ウキウキしながら食べたい具材をだし汁につめこんでみると、いつのまにか4人前くらいになっている。

うちは二人で食べ切らねばならないので、最低でも3日はかかりそうだ。

でも2日目のおでんは驚くほど美味しくなっているので、あれだけ山盛りだった具材はいつの間にか二人の胃袋の中にはいってしまう。

お酒が飲めるようになると、おでんの魔力はさらに強力になる。
だいたいどんなお酒にも合うからだ。

まさに最強のつまみである。

おでんを作るポイントは、一度具材に火を通してから冷ますこと。
冷めるときに、具材に味がぐっと染み込む。

これからさらにおでんが美味しくなる季節がやってくることを楽しみにしながら過ごすとしよう。

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